多くのご家庭にとって耳寄りな情報をお知らせします。研究の結果、お子様が音楽を習うことにより、他の教科の成績アップに役立ち、他の分野で必要とされるスキルも向上することが明らかになりました。

 

専門家の見解

イェール大学医学部児童精神医学臨床教授のカイル・プルエット博士は次のように説明します。「言語の発達とともに、音楽の処理を担う脳部位が強化される傾向があります。言語能力はソーシャルスキルの根幹を成すものですが、音楽の経験を通じて、優れた言語能力を発揮できる可能性が高まります」。
また、「Psychological Science」誌に掲載されたトロント大学ミシサガのE. グレン・シェレンベルク博士の論文によれば、声楽とピアノのレッスンを毎週受けた6歳児においてIQの上昇が認められました。

また、ボストン・カレッジのエレン・ウィナー心理学教授と、ベス・イスラエル・ディーコネス・メディカルセンターおよびハーバード大学医学大学院のゴットフリード・シュラーグ神経学教授が行った別の研究では、毎週の音楽レッスンと練習を15ヵ月間継続した子どもの音識別能力と微細運動能力が向上しました。

多くの音楽教師が、最初に手にする楽器としてピアノは最適だと言います。これにはいくつかの理由があります。まず、ピアノは簡単に音を出せます。そのため子どもたちは、鍵盤のすべてのキーに指が届くようになれば、すぐに音楽を学び始めることができます。さらに、ピアノは読譜を学ぶのに役立ちます。ピアノでは、旋律や和音に含まれるピッチと、楽譜に書かれた音符との関係が理解しやすいからです。

幼少期に定期的にピアノを弾くと、微細運動能力が強化され、手と目の協調性が向上します。そのほかにも、ピアノの練習を通じて、記憶力が高まり、集中力、粘り強さ、勤勉さ、創造性といった望ましい気質が育まれます。

ピアノが上達するための秘訣

お子様に音楽教育を受けさせるためにピアノの購入をお考えの場合は、最初に知っておくべき3つのポイントがあります。

1.

良質なアコースティックピアノをお買い求めください。深みのない金属的な音ではなく、豊かな響きで部屋を包みこむような、奥行きのある暖かな上質の音を出すピアノです。アコースティックピアノはデジタルピアノよりも長持ちし、美的な魅力に溢れ、音楽教育の面でもより良い経験を提供します。例えば、アコースティックピアノは演奏者のタッチに繊細に反応するため、ほとんどの音楽ジャンルで必要とされる微妙な音楽表現や音の強弱の変化を実現できます。

あるプロの音楽教師は次のように述べています。「アコースティックピアノで練習すれば、デジタルピアノでは表現できない多彩な強弱表現やレスポンス、音色、アクションを学ぶことができます」

アコースティックピアノはデジタルピアノよりも高価な場合が多いものの、スタインウェイ“設計”のボストンピアノとエセックスピアノは、ご予算内で世界クラスの音色をご提供します。さらに、お子様がもっと本格的にピアノを学びたいと希望されるようになった場合は、より高価なスタインウェイピアノに買い替えもできます。

2.

ピアノの品質よりもさらに大切なのは指導者の質です。お子様との相性が良く、お子様の成功を全力で応援しようとする指導者を見つけることが重要です。お近くのスタインウェイ・ディーラーに相談されるのも、良い先生を見つける方法のひとつです。

3.

最後に、最高の先生や最高のピアノも、お子様が練習をしなければ役に立ちません。継続が上達のカギであり、毎日欠かさず練習することが最も効果的な方法なのです。

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