丹精込めて作り上げられたこのピアノは、優美な曲線が最大の魅力です。梨材の大屋根にはカエデ材がアクセントとして加えられています。大屋根はオーバーハンドなしでケースを覆い、2個のヒンジで取り付けられた鍵盤蓋がピアノ前面全体を包んでいます。流麗でロマンチックなラインが、見るものの魂を惹きつけてやみません。
James Schriber
コネチカット州ニュー・ミルフォード
優れた技術を誇る屈指の家具職人であるジェームズ・シュリバー氏は、バーモントの小さな木工所の職人として出発しました。その後ロチェスター工科大学に進み、そこでジェレ・オスグッド、ヴェンデル・キャッスルなど、木工技術と芸術を融合させたデザイナーたちに出会いました。
木工技術と芸術との融合は、シュリバー氏の作品をさらに優れたものへと導きました。現在はロードアイランドやカリフォルニアの有名デザイン学校で客員講師を務めています。シュリバー氏の作品はボストン美術館、シカゴ・インターナショナル・ニューアーツ・エキシビション、ワシントンD.C.のレンウィック美術館などに展示されました。