極上のエレガントさを誇るこのピアノは、伝説のスタインウェイ・アーティストのひとり、デューク・エリントンの生誕100周年を記念して製作されました。エリントンの作品「サテンドール」にちなんで名付けられたこのピアノは、先端から上へ向かって徐々に太くなる縦溝彫りの脚部が、ケース側面の貝をかたどった彫刻につながります。サテンの華やかな雰囲気は、貝の彫刻と光沢仕上げの黒檀から生み出されています。
メアリー・ヴィッキーの絵画が、ピアノの脚部からケース側面に伸びている貝殻のデザインにほどこされています。この美しい絵画と天才デューク・エリントンから啓発を受け、テランス・ハント氏はそのコンセプトにさらに磨きをかけて、この素晴らしいアートケースピアノの各部をデザインしました。
Terrance Hunt
ニューヨーク州リヴォニア
ニューヨークのロチェスター工科大学を卒業した家具デザイナー、テランス・ハント氏は25年以上にわたって作品を世に送り出し続けています。現在はチェース・マンハッタン、ロチェスター大学など、個人および法人顧客向けに一点ものの家具のデザインと製作を行っています。優れた技術をもとにユニークな木材や希少金属を巧みに駆使し、ハント氏はこれらの美しさと強さをアートケースに表現しました。
Mary Vicker
フロリダ州デルレイビーチ
1940年ロンドン生まれのメアリー・ヴィッカーは1960年にニューヨークに渡り、絵画を始めました。最初は自身の子供たちや友人をモデルにしていましたが、そこから複数の素材を組み合わせた独自の手法による表現が生まれ、魅力的なライフスタイルそのものを描くようになりました。メアリーのデザインにはリトグラフ、シルクスクリーン、エッチングが融合されています。彼女の作品のひとつに、脚部が扇状に広がった、貝殻をモチーフにした彫刻を組み込んだ優雅なホワイトピアノの絵画があります。その美しい絵画とデューク・エリントンの精神に触発された著名家具作家のテリー・ハントがその絵画をコンセプトにまで高め、カスタムコンポーネントのデザインを作り上げました。