20世紀初頭の力強いボザール様式を、フィルブリック氏が見事に表現しました。このピアノにはセントクロイ島特有の貴重な銅赤色のキューバ産マホガニーが用いられ、鍵盤蓋、譜面台、リムの内側、大屋根、はめ込み式のサインに使用されているシルクのような金色のセンダン材とともに、見事な色調を作り上げています。ピューター仕上げの金具とペダル、優雅なカーブを描く4本の脚部、ティールカラーのイタリア製カーフスキンを施したチェアと譜面台は、「セントクロイ」の美しさをさらに引き立てています。