ピアノが発明されてから300年が経過したことを記念して、スタインウェイ&サンズ社は国際的に有名な家具デザイナー、ダコタ・ジャクソン氏と共同で、限定モデルのアートケースピアノ「トライセンテニアル」を製作しました。この限定モデルの発売は、ハンブルク工場の標準モデルであるA-188サイズのグランドピアノがアメリカに提供された、20世紀初頭以来初めてのことです。またトライセンテニアルは、ニューヨーク工場とハンブルク工場が共同で製作した初の限定モデルでもあります。スタインウェイピアノの世界的な魅力を表現するため、この特別なピアノには両工場の持つ専門的な知識とクラフトマンシップが融合されています。それにふさわしく300台のみが限定生産されました。
この新しいアートケースのデザインに与えられた課題について、前スタインウェイ社副社長のフランク・マズルコはこのように述べました。「このピアノはスタインウェイの147年にわたる手作りの伝統を形にしたものでなければいけません。同時にこの素晴らしい楽器を祝福し、世界の音楽をいかにして変えたかを表現したデザインでなければいけません」。トライセンテニアルのデザイナーに、有名なデザイナー、ピアニスト、そしてスタインウェイをこよなく愛するひとりとして、ダコタ・ジャクソン氏が選ばれたのは当然のことでした。ジャクソンは次のように述べました。「私にとってピアノといえばスタインウェイです。これまで他のメーカーのピアノをデザインしようと考えたことは一度もありませんでした」。


