International Steinway Festival 2016に、堀内龍星くんが参加しました!
2016年4月3日に開催した「第3回スタインウェイ・コンクール in Japan本選」で大賞を受賞した、堀内龍星くんが、9月9日からドイツ・ハンブルクで行われた、「第17回 International Steinway Festival」に参加してきました。
各国のスタインウェイ・コンクールの優勝者1名ずつを招き、国境を越えたイベントにしたい、という願いのもと、1994年より「International Steinway Festival」がスタートし、現在2年ごとに開かれています。
期間中は、ガラ・コンサートのみでなく、さまざまなイベントが企画され、世界各国の参加者たちと楽しく交流を深められる催しとなっています。
17回目となった今年は、新たにイタリア、ノルウェー、フィンランド、が加わり、12ヵ国から大賞受賞者13名とその家族、関係者たちが一同に会しました。
最年少は11歳(ドイツ・連弾部門)、最年長が18歳(スウェーデン)。そのほか、オランダ、デンマーク、ベルギー、スイス、日本、中国、台湾からの参加があり、今回も国際色豊かなメンバーで交流を深めました。
以下、写真でイベントの一部をご紹介します。
9月9日(金)
夜: 演奏者のみ夕食会に参加。緊張していた参加者たちも戻ってきたときには、お揃いのパーカーを着て仲良しに!
9月10日(土)
午前: 毎回恒例の、参加者全員での動物園ツアーに。このハーゲンベック動物園は、日本で初めて上野動物園がキリンを購入した動物園としても知られています。
午後: 演奏者13人が、スタインウェイ工場内での前日練習に。
夜: 多国籍の参加者全員でハンブルクの港へ。船上での夕食会。2017年1月にオープンする新築のエルプ・フィルハーモニーの建物も間近で見えました。
9月11日(日) ガラ・コンサート当日
市内中心地ブラームス広場にある“Laeiszhalle”。2000人収容の大ホールは毎回満席となります。
堀内くんは後半の最初の演奏者として登場。ショパンのバラード第1番を披露し、会場から大きな拍手喝采を浴び、演奏後にも「12歳なのに、深い表現力で感動した!」と多くの方から称賛されました。
終演後、舞台上での記念撮影
夜: スタインウェイ工場内での夕食会。願いを込めて風船を飛ばします!
9月12日(月)
午前中: 参加者全員でのスタインウェイの工場見学ツアー
午後: フェスティバルが終了。
すっかり仲良くなった各国の参加者は別れを惜しみつつ帰国の途に。
連日快晴が続いたハンブルクで、各参加者は自分とは異なる個性と才能を持った仲間とともに、スタインウェイに囲まれた4日間を思いきりエンジョイしていました。
次回、第4回スタインウェイ・コンクール in Japan の開催は来年(2017年)秋に「地区審査会」、そして2018年春に「本選」を予定しています。多くの皆様の参加をお待ちしています。