優雅で落ち着いた雰囲気の スタインウェイ&サンズ東京 のエントランス
魅力的なデザインが特徴のショールーム
夜間にはスタインウェイピアノがライトアップされ、ワールドクラスの
クラフトマンシップによる芸術作品が飾られるショーケースに
スタインウェイの歴史、哲学、ビジョンを象徴するパテントウォール
スタインウェイに使われる木材、ブビンガとメープルで作られたピアノ調整室の壁面
スタインウェイに使われる5種類の木材が複雑に織り込まれたへリンボーン貼りの床
響棒をデザインモチーフにしたピアノ調整室の内壁
スタインウェイ・ジャパン株式会社は、スタインウェイ&サンズの子会社として1997年に設立されました。スタインウェイピアノ、ボストンピアノ、エセックスピアノを取り揃え、個人、団体、音楽ホール、学校、大学に販売するほか、技術サービスも提供しています。
スタインウェイ&サンズ東京のショールームは、スタインウェイピアノが持つクラフトマンシップ、哲学、美を表現し、スタインウェイ&サンズの歴史を融合させた見事なデザインでつくられています。ファサードには、スタインウェイの部品と同じ数の12,000本のステンレスワイヤーを使ったスクリーンを備えており、その目に見えないテンションは、この空間にスタインウェイピアノを組立てる際の力学と同じようなデリケートで凛とした静穏さをもたらしています。
スタインウェイ&サンズ東京は、2017年5月15日にオープンいたしました。
営業時間 11:00~19:00
TEL:03-3450-7270 (スタインウェイ&サンズ東京専用)
東京のショールームは神秘的な雰囲気を湛え、エレガントな外観の奥に多くの隠れ扉や秘密のパネルが姿を現す、斬新で驚きに満ちた空間となっています。本棚や壁の一部を押してみると実は隠れた扉になっていたり。美しい仕上げと細部へのこだわりは、まさにスタインウェイからインスパイアされたデザインの数々です。
本棚と逆側にはスタインウェイの歴史、哲学、ビジョンを表現したパテントウォールがあり、スタインウェイが1857年から取得してきた125以上もの特許が真鍮のプレートにそれぞれ刻まれています。漆塗りの壁にはめ込まれた真鍮プレートは砂型という伝統的な製法によって焼きあげられたもので、スタインウェイが培ってきた伝統と歴史を象徴しています。
エントランスの床は、スタインウェイに使われる5種類の木材(ブナ、ブビンガ、ウォルナット、メープル、マホガニー)を複雑に織り込んだへリンボーン貼りで仕上げられています。
通りに面している調整室のピアノは、夜間はライトアップされ、昼夜を通してワールドクラスのクラフトマンシップを間近で見ることができるショーケースとなります。調整室内の壁面には、スタインウェイにも使われている木材のブビンガとメープルが用いられ、響棒をデザインモチーフにした棒状の板でスタインウェイピアノの内部が表現されています。
選定室は、リラックスした雰囲気の中でピアノ選びができる空間であるとともに、ピアノにとっても最良なコンディションを保つよう設計されています。ウォルナット材の床は部屋全体がピアノと一体となるよう、また壁はメープル材で作られ、共に音響効果を高めています。傾斜のついた壁面は反響を抑え、底部の緩衝材が高音と低音を調和させます。
スタインウェイの歴史、哲学、ビジョンに関する書籍などが並ぶ壁面
視覚的にピアノの世界を表現する木材の床と壁面
ピアノのパーツ数(約12000個)と同数のピアノ線で作られたファサード
神秘的な雰囲気を湛えた東京ショールーム
All Photographs by Koji Fujii / Nacasa and Partners Inc.