ピアノの心臓と魂 ― 響板

 

響板はピアノの心臓部かつ魂であり、豊かで深みのある音を生み出す中核です。音を作り出すのは弦ですが、響板がそれを増幅し、際立たせる役割を担います。スタインウェイのグランドピアノが誇る豊かな響きの秘密のひとつは、この響板の構造にあります。北アメリカに生息するシトカ・スプルースを用いて、職人たちが手作業で響板を製作します。
響板に使う木材には、木の色合い、繊維の構造、年輪といった点から厳しい品質基準が求められます。完成した響板はリブやブリッジと接着され、独特の曲面をもつ形へと仕上げられます。この曲面によって、最大限の柔軟性、豊かな響き、そしてより持続する音が生まれるのです。

スタインウェイピアノができるまで

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